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耐震改修工事②

前回お伝えした、耐震改修工事の続編です。

現在、耐震診断の計画に基づいた補強工事が始まっています。

その一部をご紹介します。

白っぽい木材が新しく設置した木材です。

こちらは、筋交という斜めの材料です。建物が地震などで揺れたときに突っ張る材料です。

そしてこれらの部材を金物でしっかり固定します。

もともとあった柱にもしっかり金物で固定します。

せっかく入れた筋交が柱や梁(横の構造用木材)と離れてしまっては意味がないのでしっかり固定します。

これらの金物は図面に計画に基づいて大工さんの手によって一つ一つつけられていきます。

今回使用する金物は、12種類250個 にも及ぶ金物を取付ます。

そして、それらの金物は一つずつチェックされます。

金物のチェックが終わると、いよいよ床組みに入っていきますが、もうしばらく、金物の取付に

時間が掛かります。その模様はまた次回ご紹介します。

 

前回の掲載でご質問がありました。

大規模な工事に見えますが、どうやって生活されてるんですか?引越しされているんですか?

いえいえちゃんと生活して頂いていますよ。

ブルーシートで囲われた部分は、工事中に仮設のキッチン、洗面所として使って頂いている部分

です。手前に見えるのが、仮設のお風呂です。箱型のもので、クレーン車で積み下ろしできます。

ちょっと窮屈ですが、工事をしている横で生活していただいています。

条件にもよりますが、立替と違い、引越し、仮住まいなどの経費を減らす事ができるのも

リフォーム工事の良さですね。

 

記事:大西