水廻りリフォーム工事②
2019年12月12日
施工場所 | 松阪市嬉野上野町U様邸、水廻りリフォーム工事 |
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こんにちは!いつき家の巽です。
今日は水廻りリフォーム工事の続編です!
解体の次工程は電気線の配線・給水の配管・土間コンクリート打設です。
まずは電気工事の写真です。
浴室と脱衣室の天井裏電気配線です。
今回、浴室暖房機の設置があるため、
分電盤から専用の配線も行なっています。
また、絡んでいた配線も併せて整えました。
次に給排水工事の写真です。
給水(青)・給湯(赤)の配管です。
ある程度、既設の配管を利用しますが、
費用対効果を考えながら、
リフォーム後の漏水のリスクを減らすよう
現場に合わせた工事を行なっていきます。
最後に土間コンクリート工事の写真です。
今回は浴室サイズを0.75坪→1坪にするため間仕切り壁を455mm移動する必要があり、
コンクリートの基礎ブロックで基礎を作りました。
その後、浴室の土間コンクリートを打設しました。
そして昨日、浴室を解体した際に発覚した木材の痛みですが
このままでは、腐食菌の増殖のみならず、
シロアリ被害が広がるリスクがあるため、急遽ホウ酸水溶液の散布処理を行いました。
シロアリだけでなく腐朽菌によるこれ以上の腐食を防げるのも
ホウ酸の良いところです(^^♪
ホウ酸を施工するため準備が必要なのですが
まずはお湯にホウ酸を混ぜ、次に添加剤を入れ水とホウ酸の分離を抑制します。
完成するとこのようにスポーツ飲料のような色合いになります。
これを専用の散布機に移し替え、実際に施工に入ります。
木材にこんな感じで散布していきます。
こういった見えないところもしっかり漏れなく施工していきます。
ホウ酸の良いところは洪水などの浸水で水に流されない限り
半永久的に残るものなので1度の施工で済みます。
それに加え、食品や手に触れるおもちゃ(スライム)にも含まれる、
自然由来のものなので妊婦の方や赤ちゃんにも安心の施工方法です(^^)
また、ちょっとした壁の隙間に断熱材を吹付けました。
↑写真は発泡タイプの断熱材を充填している際のものです。
隙間の気流を止めないと「ヒートブリッジ」と呼ばれる熱伝導性による
断熱部分と非断熱部分の温度差で結露が集中してしまいます。
それを防ぐために、このような施工が必要になります。
ホウ酸やこの断熱というような細かいところをするかしないかで、
今後のお客様の暮らしがより快適で安心できるものになるかならないかの差に繋がるのだなと感じました!