伝統的な和室を洋室に再生！快適に過ごせる空間へリフォーム／三重県／M様邸

日当たりの良い広縁部分。物干しスペースとしても利用されていましたが、リフォーム後は部分的にアコーディオンカーテンを設置し、空間をゆるやかに仕切る予定です。

和室とつながる広縁。経年によるフローリングや壁の傷みも見られるため、洋室とともに広縁の内装リフォームも行います。

木目の天井板と立派な梁が特徴。天井や壁は下地を整え、クロス仕上げで明るく生まれ変わる予定です。

今回リフォームする和室、広縁の壁は砂壁なので、下地を整えてクロスで仕上げる計画です。

畳から洋室化するため、床高を詳細に採寸。段差を極力なくし、スムーズな動線を実現するための準備を行っています。

今回は新たなフローリング材に張り替え、段差をなくして安全性と快適性を高めます。

押入れとニッチのような収納のある和室。今回のプランでは、クローゼットタイプの収納に変更し、使いやすさを向上させます。

和室と広縁を仕切る障子付きの引き戸。洋室の雰囲気に合わせて、木目調の引き戸に交換する予定です。

左側の欄間はそのまま残し、壁を新たに設けることで開口部を物理的に減らし、リフォーム後のお部屋の快適性能を高める計画です。

新しい天井を支えるための下地を施工します。均等な間隔で木材を組み、仕上がりの精度を高めます。

天井下地の間に断熱材をしっかりと敷き込み、室内の保温性と快適性を向上させます。

天井へ石膏ボードを丁寧に貼り付けます。照明配線の位置も確認しながら施工を進めました。

既存の壁を整え、ベニヤ板で下地を作ります。見えなくなる部分こそ、丁寧な作業を心がけています。

ボードの継ぎ目やビス頭をパテでなめらかに整え、後のクロス仕上げに備えます。

既存の木枠や欄間などを残しつつ、新しい壁や天井との取り合いを丁寧に調整しています。

職人さんが採寸・調整を行いながら丁寧に施工を進行中。壁を新設し、伝統的な和室が洋室へと変化していきます。

木のぬくもりを感じる明るい洋室へ。床・建具・クロスの色合いを統一し、落ち着きと温かみのある空間に仕上がりました。

大きな窓から差し込む日差しが心地よく、空間にやわらかな雰囲気を演出。アコーディオンカーテンで空間を仕切ることができます。

新設したアコーディオンカーテン。必要に応じて開閉できることで、使い勝手とデザイン性を両立しました。また、洋室の空調効率も良くなります。

建具はやさしい木目調で統一。お部屋全体に統一感が生まれ、ナチュラルで落ち着いた印象になりました。

フローリングは温かみのあるミディアムブラウンを採用。木の自然な風合いが落ち着きを感じさせます。

洋室の雰囲気に合わせて押し入れからクローゼットへ変更。収納しやすく、物の出し入れもしやすくなりました。

お客様のご要望によりエアコンを新設。天井に断熱材を充填しているため、外気温による寒さ・暑さも軽減されます。

和室から洋室に変わったということで、照明もお部屋の雰囲気に合わせたシーリングライトに変更しました。