毎日が明るく快適に！断熱窓と収納重視のキッチンリフォーム／松阪市丹生寺町／T様邸

今回新しく交換させていただくシステムキッチンです。10年ほど前にリフォームされたきれいなキッチンですが、卓上食洗機がスペースを圧迫しています。大きな窓は、換気しやすい反面外気温の影響を受けやすく、夏の暑さや冬の寒さがダイレクトに伝わります。

窓のサイズを小さくするために、外壁（トタン）の一部を張り替える工事が必要です。ただサイズを小さくするのではなく、断熱仕様の窓を取り付けることで、外気温の影響を受けにくい快適なキッチン空間を目指します。

システムキッチンの交換に合わせ、老朽化が見られたキッチンパネルや壁のクロス、そしてフローリングも新調します。空間全体を明るく清潔感あふれる印象に生まれ変わらせ、機能性はもちろんのこと、デザイン面でも統一された美しいキッチン空間を目指します。

キッチンのスペースを圧迫するのは、卓上食洗機だけでなく、背面に置かれたカップボードも同様でした。少しでもキッチンを広くお使いいただけるよう、収納力を維持しつつ、奥行きを短くしたカップボードに変更することとなりました。

リビングの内装工事の様子です。既存のクロスは、仕様上剥がすことができなかったため、既存のクロスの上にベニヤ板と新しいクロスを重ね張りすることで対応しました。キッチン側の床も同様に、薄い部材を使用して重ね張りします。

既存のキッチンを解体しました。給排水管の付近は漏水などの影響で壁が傷んでいる状態です。また、断熱仕様ではないため、外気温の影響を受けやすい状態であることが改めてわかりました。

性能の良い断熱窓を取り付けました。既存の窓枠の大部分を塞ぎ、開口部を小さくすることでキッチンの断熱性能アップを目指します。

取り付けた断熱窓を外から見た様子です。窓の周囲の外壁は、既存の外壁と遜色がないよう造作し、きれいに仕上げました。

キッチン側の壁には新たに断熱材を施工しました 。窓のサイズや素材も変更しているため、これまで以上に断熱性能が向上します。また、キッチン側の床も既存のフローリングの上に重ね張りすることで、きれいなフローリングに生まれ変わろうとしています。

キッチンパネルを張り、新しいキッチン設備を導入しました。ビルトイン食洗機が搭載されているため、卓上の食洗機を置く必要がなくなり、作業スペースを広く確保できる仕様となっています。

赤を基調としたキッチンに交換しました。背面にはキッチンに合わせたカラーのカップボードを設置。省スペースでありながら収納力の高いモデルを採用したことで、キッチン幅が狭くなる箇所を減らし、動きやすくなりました。

汚れをサッと拭き取れるキッチンパネルで、いつでも清潔さを保つことができます。重ね張りによるフローリングは、既存のフローリングの色味に近いものを選んでいただきました。リビング側のフローリングとつなげても違和感が少ないです。

「お手入れしやすいレンジフードが良い」とご要望いただき、10年間ファンのお掃除が不要な「よごれんフード（CLSタイプ）」を設置しました。加熱調理の状況に合わせて運転モードが自動で切り替わる、高性能タイプです。

3枚建てだった大きな窓も、スマートな断熱窓に代わりました。これにより、夏涼しく、冬あたたかな室内空間を維持します。

ご要望のビルトイン食洗機を導入したことで、卓上を広く使えるゆとりが生まれました。毎日の家事負担も格段に軽くなります。

白を基調としたクロスで、空間が明るくなりました。清潔感が際立ち、以前よりも部屋全体がぐっと広く感じられるようになっています。