既存のブロック塀を活かしてコストを抑える！道路からの視線を遮る外構リフォーム／松阪市／H様邸

長年住まいを囲んでいたブロック塀と植栽。植栽を撤去したことで、以前は隠れていた敷地内が道路から丸見えになり、プライバシーの確保が課題でした。

既存のブロック塀は、人が立つと敷地内が容易に見えてしまう高さでした。強風が吹く地域であることから、高さを抑えつつも目線だけをしっかり遮る必要があります。

幸いにも、既存のブロック塀はひび割れや目立った劣化もなく、非常に良い状態でした。お客様の希望もあり、既存のブロックを強固な基礎として再利用します。

今回のリフォームは、道路やお隣からの視線が気になる部分に合わせて、目隠しフェンスをL字型に配置していきます

既存ブロック塀の上部に、フェンス柱を設置するための基礎工事を行います。既存ブロックの強度を生かし、頑丈で安全な土台を構築しました。

強度のある柱を設置した後、LIXIL「フェンスAB YS3型」の板をL字に取り付けていきます。目線の高さはしっかりガードしつつ、既存テラスとの統一感も意識して施工します。

既存ブロック塀と一体化したような自然な仕上がりに。シャイングレーの色味が既存のテラスとも調和し、安全にプライバシーを守る外構が実現しました。

家全体を囲む広範囲な工事でしたが、わずか5日間でお客様のプライバシーのお悩みを解消しました。離れて見ても既存の景観と違和感がありません。

フェンスの高さは程よい目線の位置に抑えました。圧迫感もなく、風通しが良いのもポイントです。

既存のブロック塀の状態が良かったことで、解体せずに再利用でき、コスト削減にもつなげることができました。