昔ながらの土間を現代の暮らしに!寒さ対策も施した、家族が集うLDKリノベーション/松阪市/O様邸
2025年07月26日
工事内容 | 床かさ上げ工事、システムキッチン・カップボード交換、窓交換、窓解体部補修工事、天井・クロス張り替え、フロアタイル重ね張り、ほか |
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工事期間 | 約10日間 |
工事費用 | 約333万円(税込) |
足元から暖かく快適に!土間スペースのバリアフリー化リフォーム
ご要望内容
◉土間スペースの段差や寒さを解消したい
◉キッチン・収納・窓を新しくしたい
◉クロスを張り替えたい
ご提案内容
◉土間スペースの段差を解消するため、土間スペースの床をかさ上げする工事を提案しました。
◉土間スペースのかさ上げに伴い、天井・クロス・床すべての張りかえをご提案。同時に、土間スペースに繋がるリビングのクロスも張り替え、フラットに繋がるLDKを目指しました。
◉新しいキッチンには、LIXIL「シエラ」をご提案。汚れやゴミがスムーズに洗い流せる特殊形状のシンクや、表面の細かなエンボス柄のワークトップなど、機能性とデザイン性を両立したモデルとなっています。
◉新しい窓にはYKK AP「エピソードネオ」をご提案。アルミ樹脂複合窓で、断熱性と防露性に優れたモデルです。また、窓を2つから1つに減らすことで、物理的にも断熱性能アップを目指します。それに伴い、外壁の改修工事も必要です。
◉室内のエアコンと室外機の距離が遠いため、このままでは冷暖房効率の低下や、電気代の増加、故障のリスクが心配されます。こうしたデメリットを解消するため、室外機の移動を提案しました。
段差解消でフラットに!使いづらかった土間空間が快適リビングへ大変身
施工前

お客様が悩まれていた、土間と板間との間にある大きな段差。高さは8cmほどあり、部屋をまたぐだけでも足に負担がかかります。

お客様自身でクッションフロアを貼っている土間は、ダイニングキッチンとして使用。窓や勝手口など開口部が多く、寒さが気になります。

外側から見た土間の窓。土間の断熱性能を高めるためには、窓交換はもちろん、窓のサイズ自体を小さくする必要があります。

土間を抜けた先にあるリビングです。きれいに使用されているものの、一部クロスが剥がれている状態なので、ご要望どおり張り替え工事も行います。
施工中

土間のキッチンや食器棚などをすべて撤去した状態です。段差解消のために、板間の高さに合わせて土間の床をかさ上げします。

経年による床の傾きを解消するため、細心の注意を払ってかさ上げ作業を進めていきます。

土間の一角は、元の高さを活かして勝手口への動線となる階段として活用しています。

土間をかさ上げしたあとは、小さな段差が生じないよう継ぎ目にパテを塗ります。

嵩上げした土間に、フローリングを上張りました。建具の敷居まで高さを合わせているため、フルフラットで転倒リスクも解消しています。

引違いの窓が2つ並んでいる状態ですが、窓交換により1つに減らす工事を行います。

窓の大きさに合わせて壁の一部を取り壊し、新設する工事を行います。断熱性の高い窓を取り付けました。

リビングの内装リフォームも進み、お部屋全体が明るく生まれ変わっています。
完成しました!

勝手口に階段を設けて使い勝手が向上。お客様にも大変ご満足いただけました。

土間とリビングとの間にあった大きな段差も解消し、フラットに繋がることで開放感のあるLDKが誕生しました。

キッチン横の勝手口には、壁側にパネルを張り、ゴミ出しの際に汚れが付着しないよう配慮しました。

白を基調とした清潔感のあるキッチンを新設。窓サイズも小さくなり、外気温による影響を受けにくくなりました。

外側から見ると、窓のサイズがどれだけ小さくなったのかがよくわかります。

食器棚があったスペースにカップボードを新設。空間に自然と馴染むぴったりサイズで、収納力も抜群です。

土間は天井・クロス・床をすべて一新していますが、比較的きれいな状態だったリビングはクロスのみの張り替えとしました。

エアコンから遠く離れていた室外機を移動しました。これにより、今後冷暖房効率の向上や、故障リスクの軽減が期待できます。
お客様の声
床の高さ解消できたのですごくつかいやすいのと空間が広くなった気がします。
カップボードも新しくなり開閉が楽になりました。
担当者より
長年悩まされていた床の段差を解消するにあたってキッチン、カップボード取り替えまで
ありがとうございました。一段と使い勝手がよくなったと思います。
外壁塗装も時期がきましたらまたお声かけください。