松阪市 虹が丘町安福様邸 外構営繕工事
2012年04月21日
今回ご紹介する物件は虹が丘町の安福様邸の外構営繕工事です。
新築当初に建物に合わせて施した外構も、
建物と同様に年数とともにメンテナンスが必要になってきます。
特に安福様邸では、木の質感にこだわった外構が施されていたので、
メンテナンスにも非常に手間とお金が掛かっていました。
そこで今回、傷んだ木製のウッドデッキやカーポートを
メンテナンスの容易なものに取替えをさせて頂きました。
まずは、解体前の様子です。
≪BEFORE≫
長年、手を掛けてこられた木製のウッドデッキ全3箇所は
日の当たり方、雨風の条件など設置された方向によって、
痛みも状態も様々でした。
南面に設置されていたウッドデッキ。
一番日当たりの良いウッドデッキの床が
一番傷みが激しく歩くと床が抜けそうになっていました。
≪AFTER≫
使わなくなったウッドデッキを撤去し、
洗濯物を取り込むのステップを設置しました。
これで洗濯物を取り込む際の上り下りで
足元を気にしなくて良くなりました。
続いて東面に設置されていたウッドデッキです。
≪BEFORE≫
塗装が残っている部分もありますが、南面同様傷みが激しく床が抜けそうになっていました。
また、掃き出し窓がありお隣さんの視線を遮るために設置されていた木製の目隠しフェンスも
同様に 傷 みが激しく、今にも倒壊しそうになっていました。
南面同様にウッドデッキを解体し、昇降用のステップを設置しました。
また目隠しフェンスの代わりに、
ガラスに目隠し用のフィルムを施工することで視線をカットしました。
続いては北面(道路面)に設置されていたウッドデッキです。
≪BEFORE≫
道路から見るとそんなに傷みは分かりません。
実際、材木の傷みは南面、東面に比べなかったですが、北面で日当たりが悪い分、
材料の表面のカビ、コケが目立ちました。
道路面に面していることもあり、似たような形での設置をご希望されて見えてので、
木粉入りの樹脂製のデッキをご提案しました。
質感、見た目ともに木に近いのでどうしても撤去できない柱とマッチした雰囲気となりました。
続いては西面に設置された木製のカーポートです。
≪BEFORE≫
骨組み自体も木製で、雨風に常にさらされている状態でした。
木と木の組み合わせ部分は、やはり材木の腐れとともにずれて今にも、
抜け落ちそうになっていました。
≪AFTER≫
こちらも同様に一度カーポートを撤去しアルミ製のテラスを設置しました。
見た目もすっきりとしました。
(記事:大西)